革小物のクリーニング方法を徹底解説!自分でケアする?お店に頼む?

こんにちは、あかねです。

お財布やバッグ、キーケース、手帳などとっておきの革製の小物が汚れてしまったとき、皆さんはどうされていますか。

革小物は大切に使えば長く愛用することができ、使うほどに味が出てきて愛着が湧きますよね。

ひとつのものに愛着をもって長く丁寧に使い続ける人は素敵にも見えます。

一方で、普段使いしているとトラブルもつきものです。手垢による黒ずみ汚れが目立ってきたり、カビが生えたり、飲み物をこぼしたり、ボールペンのインクがついてしまったりして汚してしまうことはありませんか。

手入れを怠って長年使うと、悲しいですが他人から見ると汚く見えてしまうこともあります。

自分でお手入れをしようと思っても、酷い汚れやキズを自力で完全に修復するのは難しいです。

また、水に濡らしてはいけない、強くこすってはいけない等取り扱いには十分な注意が必要であるため、間違ったお手入れ方法で逆に傷めてしまうこともあるんです。

 

「革の取り扱いって難しそうだし、汚れてしまっても諦めるしかないのかな」

「長くキレイに使い続けたいけど、自分でのお手入れでは限界がある」

「お店でクリーニングを頼んだら高額になりそう」

「そもそも革製品のクリーニングなんてどこに頼んだらいいかわからない」

そんなお悩みはありませんか。

 

今回は、初心者でも失敗しにくい自宅でできる革小物の基本的なお手入れ方法をご紹介いたします。基本をしっかり守れば、キレイな状態で長く使ってあげることができます。

また、汚れ別の対処法とプロにお任せした方が良い場合も解説していきますので、自分に合ったクリーニング方法を選択して、大切な革小物をこれからも長くキレイに愛用してあげましょう。

自宅でのケアは少し手間はかかりますが、手をかければかけるほど、とっておきの革小物への愛着が増しますよ。それが革小物の醍醐味だという人も多いようです。

この機会に愛用の革小物を丁寧にケアしてあげませんか。

 




セルフクリーニングのメリット・デメリット

まず初めに、自宅でクリーニングを行うメリットとデメリットを確認していきましょう。

メリット デメリット
  • 費用が安く抑えられる
  • 愛着が湧く
  • お手入れの時間が好きという人も多い
  • 手間がかかる
  • 酷い汚れは落としきれない
  • キズの修正や色の補正ができない
  • 失敗すると劣化の原因になるおそれがある
あかね
あかね
酷い汚れやキズが目立つときはクリーニング店にお願いした方が良いですね。

次に、気になる費用の相場とクリーニングにかかる時間の目安です。

セルフクリーニング クリーニング店
費用の相場 3000円前後

(道具一式を揃える場合)

7000円前後

(店舗によって3000円~25000円と幅広い)

かかる時間 3か月に1回、慣れれば15分ほど

(目立った汚れ等がない場合)

店舗型で1か月前後

宅配クリーニングでは3週間~8週間ほど

あかね
あかね
日常的なお手入れや少しの汚れならセルフクリーニングした方がお金も時間もかからないですね。

では、具体的にセルフクリーニングはどのように行えば良いのでしょうか。

 

セルフクリーニングの方法

基本的な革小物のクリーニング方法を靴磨き芸人の奥野さんが革財布を例に分かりやすく説明してくれていました。ぜひ一度ご覧ください。0:55からお手入れが始まります。

引用サイト:YouTube

用意するもの

  • デリケートクリーム
  • 馬毛ブラシ
  • ポリッシングクロス(ネル生地やTシャツの切れ端でも代用可能です)
  1. 財布の中身を全部出します。
  2. 馬毛ブラシでブラッシングをしてチリやほこりを落とします。
  3. デリケートクリームを塗布して革の保湿と栄養補給を行います。
    • 指で少量取って塗り込み、うすく塗り広げていくようにしましょう。多く塗りすぎた場合は、指で拭いて、それを他の部分に塗るようにします。若干湿り気が残りツヤが出て、クリームの跡が残るくらいが目安です。
  4. クリームを塗布したら、乾くまで5分ほど待ちます。
    • 財布を立てて、風通しの良い日陰で乾かしていきます。
  5. 馬毛ブラシでブラッシングをして、クリームをならします
    • ツヤが一気に出てきます。
  6. 布で磨き上げます。
    • 更にツヤを出していきます。
あかね
あかね
お肌のお手入れと同じで、日頃から丁寧にケアしてあげると、キレイな状態でエイジングできるんですね!
POINT

革にとって、乾燥は大敵です

酷いと表面がひび割れてしまい、自宅でのお手入れでは修復ができなくなってしまいます

革小物は、普段使う時に手で触るため比較的乾燥しづらく、手の油だけで充分という意見もあります。ですが、季節の変わり目を目安にデリケートクリームを塗ってあげることで、潤いを与えると共に手の油だけでは不十分な栄養を与えることができます

あかね
あかね
お手入れを怠ったせいでお気に入りの革小物がひび割れてしまったらショックです。やっぱり日頃のケアが大事ですね。

基本のケア用品のご紹介

動画の中で使用しているケア用品は以下の通りです。価格は記事投稿当時の価格です。

デリケートクリーム(保革クリーム)

[M.MOWBRAY(エム・モゥブレィ)] 靴 革小物用栄養・保革クリーム ソフトレザー対応 デリケートクリーム(¥1100)

引用サイト:Amazon

こちらの商品はあらゆる革製品にお使いいただけますので、お手入れ用にひとつ持っておくのにおすすめです。

馬毛ブラシ

[SAPHIR(サフィール)]皮革製品のホコリを落とす馬毛100%ブラシ グランドホースヘアブラシ 21㎝ 靴磨き バッグ 手入れ(¥3300)

引用サイト:Amazon

手のひらサイズで革小物のブラッシングに最適な商品も同じブランドから販売されています。動画で使っていたものより安価で手に入りますよ。

[SAPHIR(サフィール)]革製品の磨き上げに適した馬毛ブラシ ポリッシャーホースヘアブラシ 天然馬毛100% 靴磨き バッグ 手入れ ホコリ落とし メンズ(¥1650)

引用サイト:Amazon

ポリッシングクロス

[Collonil(コロニル)]ポリッシングクロス 34㎝×34㎝ メンズ CN044067(¥440)

引用サイト:Amazon

ご家庭にネル生地やTシャツの切れ端がある場合、そちらでも代用が可能です。

※ネル生地とは:主に綿素材の生地表面に起毛をかけた生地のこと。最近ではマスクの材料として販売されていることも多いです。

ワンランク上のセルフクリーニングにおすすめのケア用品

ここまでにご紹介してきたのは、日常で行う基本的なセルフクリーニング方法でしたが、革小物に目立った汚れがついてしまった場合、この方法では落としきることが難しい場合があります。

しっかり汚れを落としたい時や、より綺麗な状態で使い続けるために追加で持っていると便利なケア用品もご紹介いたします。

クリーナー

汚れ落としとして使われるクリーナーには、水を使う石鹸タイプ拭き取るだけのクリームタイプの2種類があります。汚れがごっそり落ちるのは石鹸タイプですが、使用する際には革を濡らすことになるので、注意が必要です。

サドルソープ(石鹸タイプ)

[SAPHIR(サフィール)]皮脂汚れ、シミ、カビを強力に落とす革用せっけん サドルソープ 100ml 専用スポンジ付き 靴磨き ブーツ ジャケット メンズ(¥1320)

引用サイト:Amazon

汚れ落としクリーム(クリームタイプ)

[Collonil(コロニル)]50ml 汚れ落とし ゲル状クリーナー スムースレザー製品に最適 靴 バッグ 小物 メンズ(¥1320)

引用サイト:Amazon

防水スプレー

「革製品に防水スプレーはよくない」という声もあります。必須のケア用品ではありませんが、革小物を綺麗に長持ちさせたいのであれば追加で持っておきたいアイテムです。

防水スプレーには、シリコンタイプとフッ素タイプの2種類がありますが、必ずフッ素タイプのものを選ぶようにしましょう

水濡れを防いでくれるだけではなく、汚れの付着を防止し、油分が抜けて乾燥することも防ぎ、光沢も与えてくれます。手垢汚れやカビの予防にも効果的です。購入時から使うことで、長く綺麗な状態を保つことができます。

[Collonil(コロニル)]ウォーターストップ 200ml 防水・防汚効果 UVプロテクション あらゆる素材に対応 靴 バッグ 小物 メンズ(¥1760)

引用サイト:Amazon

防水スプレー使用時の注意点
  • できるだけ屋外で使用しましょう。密閉された室内で使用すると、防水スプレーの成分を吸い込むことで肺が防水された状態になってしまい、酸素を取り込めずに最悪の場合死亡することもあります。
  • 商品によって細かい使用方法は異なりますが、噴射する際には30㎝ほど離してください。スプレーが近すぎると一点に塗布されることでシミになってしまうことがあります
  • スプレーが乾くまで10~20分待った後、仕上げに乾拭きで仕上げ磨きをしましょう。この工程を怠ると、スプレーが乾いた後に革がくすんでしまうことがあります。
  • 初めて使用する際には、一度目立たないところでテスト噴射してから使いましょう
あかね
あかね
防水スプレーに限らず、はじめて使うケア用品は商品は必ず添付された説明書を読んでから使いましょう!

 

シーン別のクリーニング方法

日常生活の中でよくある汚れ別の簡単な落とし方と、クリーニング店に持って行った方が良い目安をご紹介していきます。

手垢による黒ずみ汚れ

普段手にすることの多い革小物は、手で触れたときに皮脂が付き、使うほど蓄積していきます。皮脂の中に含まれる油分が染み込むことで色が濃くなり、黒ずみになってしまいます。

  • 軽い汚れの場合

軽くブラッシングしたり、柔らかい布で優しく拭いてあげることで落とすことができます。

  • それでも落ちない場合

保革クリームを使用した動画の通りのセルフクリーニングで落とすことができます。仕上げに防水スプレーも使ってあげることで、手垢を付きにくくすることができますよ。

  • 完全に黒ずみ汚れになってしまっている場合

石鹸タイプのクリーナーを使ってみましょう。

  • 新品のように回復させたい場合

セルフクリーニングで落とせるのは多少の汚れだと思っておいた方が良いです。新品同様にしたいのであれば、専門店にクリーニングを依頼しましょう。

気付いたら生えているカビ

久しぶりに革製品を使おうとクローゼットから出してみたら白っぽくなっていて、よく見たらカビだった、なんて経験はありませんか。

でも、安心してください。革に付くカビは白カビがほとんどです。白カビは深く根を張らず、表面に付いているだけの状態であるため、見つけたらすぐに対処することで比較的簡単に取り除くことができますよ

  • 一部にカビが生えてしまった場合

濡らした布を堅く絞り、優しくカビを拭き取りましょう。風通しの良い日陰で乾かし、仕上げに保革クリームを塗り、最後には忘れずに乾拭きをしましょう。

  • それでも落ちない場合

皮革用のクリーナーで落とす方法と、アルコール除菌液(消毒用エタノール)を使って落とす方法があります。基本的に手順は同じで、カビを拭き取った後にクリーナーやアルコール除菌液を染み込ませた布で優しく拭いてあげます。最後には忘れずに保革クリームを塗って乾拭きをしましょう。

注意点

アルコール除菌液を使うと色落ちする危険があるため、目立たない場所で確認してから行いましょう。また、必ず布につけて使用してください直接吹きかけてしまうと、変色や色落ちの原因になってしまいます

  • 何度もカビが繰り返し生えてくる場合

カビが繰り返し発生する場合、既に深くに根を張ってしまっていると考えられます。その場合には、表面を拭くだけでは取り切れないので、専門店へクリーニングをお願いしましょう。

  • カビの臭いが取れなくなってしまった場合

風通しの良い日陰でしっかり陰干したり、保革クリームを塗ってあげるだけでも、多少の消臭効果が期待できます。

それでも臭いが気になる場合は、重曹を使いましょう。重曹はハンカチで包んだり、布の袋などに入れ、革小物と一緒に密閉できるビニール袋に入れて一晩~数日間置きましょう。

注意点

カビを落とすには、殺菌効果もある天日干しが一番という意見も多くありますが、直射日光を当てることで革が乾燥しすぎてしまい、変色や色ムラが起きるおそれがあります。革製品を乾かす場合には、風通しの良い日陰で乾燥させるようにしましょう

カビの詳しい除去方法やカビ専用クリーナー、クリーニングへの出し方、予防方法などがこちらに載っておりますので、是非ご覧ください。

飲み物や雨による水シミ

防水加工の施されていない革が水に濡れると、水が染み込むことで革の色が濃くなってしまいます。また、中まで浸透してしまった場合には、革がふやけてしまったり、硬くなってしまうこともあります。

  • 濡れてすぐの応急処置方法

乾いたタオルで叩くように水気を取り、風通しの良い場所で陰干ししましょう。

この時、焦ってこすってしまうと濡れて傷付きやすくなった革を傷めてしまいます。また、早く乾かそうとドライヤーを使用することも厳禁です。

乾いたら、保革クリームを塗り、仕上げに乾拭きをしましょう。

  • シミになってしまった場合

残念ですが、できてしまった水シミを落とすことはできません。シミの周りも濡らして、全体的に色を濃くすることで目立たなくする方法がありますが、素人には難易度が高いです。専門店にクリーニングをお願いしましょう。

ボールペンやレシートによるインク汚れ

意外と多いのがボールペンによる汚れ。お仕事で革製の手帳や鞄を使ってる方には日常茶飯事のこともあります。小さいお子さんのいるご家庭では目を離した隙に革小物にボールペンで落書きされてしまった、なんてこともありますよね。

時間が経つと表面にできた汚れが染み付き、黒ずみに変化してしまいます。頑固な汚れになってしまう前に、汚れたらすぐに落とすようにしましょう。

  • ついてすぐのボールペン汚れ

汚れ落とし用のクリーナーを使うことで落とせるものもあります。まずはお手元にあるケア用品でお手入れをしてみましょう。この時に、汚れた部分にクリーナーを馴染ませてインクを浮き出させるようにしましょう。

  • それでも落ちない場合

悲しいですが、ボールペンによる汚れは染み込みやすく、完全には落ちないことが多いです。革用のケア用品で落とせない場合は、専門店へクリーニングをお願いしましょう。

あかね
あかね
簡単についてしまうボールペン汚れ、落とすのは簡単じゃないんですね。

 

専門店に頼むなら宅配クリーニングがおすすめ

自分のお手入れだけでは限界を感じた時、完璧な仕上がりを求めるならプロにお願いしましょう。傷や色の補正もしてもらえますよ。

あかね
あかね
長年愛用してきた革小物が新品のようにキレイになったら嬉しいですね!気分も上がります!

専門店へクリーニングをお願いしたい場合、どこを選べば良いのでしょうか。

一般的なクリーニング店では革小物のクリーニングは取り扱っていないことが多いです。取り扱いがあっても、革に特化した専門店ではないため仕上がりがイマイチなこともあります。

革小物に対応した専門店が近所にないと遠方まで持参しなくてはいけないことも。

そんな時に便利なのが、宅配サービスを行っているクリーニング店です。革専門のクリーニング技術をもったお店が揃っていて、全国からクリーニングを依頼することができます。

基本的な利用の流れ

  1. 申し込みをインターネットから行います。
  2. 商品を発送します。
  3. 検品の後、見積もりの連絡があります。金額に同意できたら、クリーニング開始です。
  4. クリーニングした商品が自宅に届きます。

大手5社の料金比較

財布の場合 ※表示料金は全て税抜価格です。

クリーニング 色補正 送料
革彩都 ¥3200~ +¥3200(部分補正は+¥1200) お客様負担
協和クリーニング ¥24800 クリーニング料金に含む 無料(一部地域を除く)
革修正ドットコム ¥8000~ クリーニング料金に含む お客様負担
リナビス ¥16000 クリーニング料金に含む 無料(一部地域を除く)
革水 ¥6000 +¥4000 片道分の送料負担

 

革財布を例にクリーニング店の選び方や、お店ごとの特徴をこちらで詳しくまとめています。ぜひ一度ご覧ください。

 

まとめ

革小物のクリーニング方法はいかがでしたでしょうか。

革小物を長く綺麗に使い続けるためには、自宅でのセルフクリーニングが必要不可欠です。

革小物のクリーニングの基本
  • 3カ月に1回、保革クリームを使ってセルフクリーニングを行う
  • 汚れを発見したら、できるだけ早く対処する
  • どうしても取れない汚れやキズができた場合、新品同様に回復させたい場合は専門店にクリーニングを依頼する

ケア用品は必ず皮革用のものを揃えましょう。ご家庭にあるもので代用する方法もよく耳にしますが、やはり皮革用のものの方が効果的ですし、失敗しにくいです。

注意点も多く、初心者には少し難しくも感じてしまう革小物のお手入れですが、慣れればお気に入りの革小物に愛情をたっぷり注げる至福の時間になりますよ。

以上、最後までご覧いただきありがとうございました。

 




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です