服についた油染みの落とし方とは?応急処置と染み抜き方法を解説!

 

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~クリーニングは宅配する時代~

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こんにちは、あかねです。

今回は服についた油染みの落とし方を解説していきます。

レストランで、パスタを食べた時にソースが服に飛んだということありませんか。気を付けてはいてもいつのまにかシミになっていてがっかりしてしまうことがあると思います。

お気に入りの服にシミが付いてしまうと、楽しい気分も台無しです。

服についた油染みを放置しておくとどんどん落ちにくくなりクリーニングに出しても落とすことのできないシミに変化してしまいます。油染みのせいで着れない服が増えるのは嫌ですよね。

しかしどこでもできる応急処置と正しい染み抜き方法で油染みは落とすこともできます

お気に入りの服をいつまでも美しい状態で着たいですよね。どこでも手に入るもので手間をかけずにできる染み抜き方法をご紹介します。

また、ご家庭では染み抜きできない服もあると思います。そんな時はクリーニング店にお願いしましょう。

日々の生活でシミをつけないで過ごすのは難しいですよね。正しい染み抜き方法を知っていれば、パスタを食べるときも焼き肉を食べるときも怖くありません。

 

油染みが付いてしまった時の応急処置

外出先でソースやマヨネーズが付いてしまうときってありますよね。そんなときは慌てず、やさしく汚れを取り除かなくてはいけません。

おしぼりでゴシゴシすると余計にシミが広がってしまいます。シミを押し出すように丁寧に対処しましょう。

外出先でも用意できるものなのですぐに実践できると思います。さっそく試してみましょう。

準備するもの

  • ティッシュ
  • 石鹸、ハンドソープ

手順

  1. ティッシュ(そのままの乾いた状態)でよごれを取り除きます。こすらないように注意しましょう。
  2. 水で濡らしたティッシュでシミを抑えるようにして、みずをつけます。
  3. 石鹸やハンドソープをシミにつけます。
  4. 先ほどの濡れたティッシュをシミの上からおさえ、乾いたティッシュを服の下に置きます。
  5. 濡れティッシュをトントンとおさえて下の乾いたティッシュの方に汚れを押し出すようにします。
  6. 最後に乾いたティッシュで水分をふき取って完了です。

完全にはシミは落ちませんが何もしないで洗濯するのとでは大きく違います。素早く対処することによってシミの落ち具合は変わってきます

あかね
あかね
シミができたら、すぐに汚れを落としましょう。
シミを落す最大のポイント3つ
  1. シミができたらすぐ応急処置
  2. シミの種類が分かったうえで正しい染み抜きをする
  3. それでも落とせないシミ、生地が傷む危険性があるものはクリーニング店へ

シミの種類は大きく分けて3つ

油のシミは油溶性で、それを含めてシミの種類は大きく分けて3つあります。

油溶性のシミ。水溶性のシミ、不溶性のシミと分かれています。また、油溶性と水溶性が混合された混合系のシミもあります。いくつか例を挙げて分類したものを下に表記しました。

油溶性のシミ

  • バター
  • ファンデーション
  • チョコレート

水溶性のシミ

  • しょうゆ
  • ジュース
  • コーヒー

油溶性と水溶性の混合系のシミ

  • マヨネーズ
  • カレー
  • ドレッシング

不溶性

  • 金属製のサビ
  • ボールペン

 

洗濯表示をみて水洗いできるか水洗いできないか確認する

次に染み抜き作業にとって重要な確認ポイントがあります。それは洗濯表示を見ることです。

洗濯表示を見て、水洗いOK、水洗いNGなのかを確認することで自分で染み抜きできるのか、クリーニング店にお願いしなければならないのかがわかります。

下に洗濯表示の表がありますのでチェックしてみましょう。

      新      旧
 水温は40℃が限度で、洗濯機で洗濯できます
水温は40℃が限度で、弱く洗濯機で洗濯ができます
水温は40℃が限度で、手洗いで洗濯してください
家庭での洗濯はできません

服の素材とシミ抜きに使っても問題のない洗剤

次にチェックしてほしいのが服の素材です。服の素材によっては、染み抜きに使用していい洗剤と使用してはいけない洗剤があります。

食器用洗剤(中性)クレンジングオイル酸素系漂白剤
綿   〇   〇   〇
麻(リネン)   〇   〇       〇
毛(ウール)   ✕   ✕   ✕
ナイロン   〇   〇   ✕
ポリエステル   〇   〇   〇

毛(ウール)は全てが✕ですよね。ウールでも洗濯表示に洗濯や手洗いができるものもありますよね。その場合は中性洗剤(エマール、アクロン)で洗うことでシミが落ちる可能性もあります。

また、洗濯、手洗いできないものはクリーニングにお願いした方が間違いないですね。

上の表にない生地を染み抜きしたいとき

  • 帆布(キャンバス地):水洗いすると縮むので、どの方法も向きません。
  • インド綿:風合いが特徴の生地。色落ちしやすいので水洗いは避けた方が良いでしょう。
  • 「生成り」の色をした生地:綿や麻(リネン)を使った生地には「生成り」という生地があります。こちらも漂白系の洗剤を使ったり、洗濯しすぎたりすると「白色」になってしまい「生成り」独特の風合いが損なわれます。
  • レーヨン、カシミヤ、シルクこちらの生地は繊細な生地になります。縮みや色落ちを避けるためにも、クリーニングに染み抜きをお願いした方が良いですね。
あかね
あかね
染み抜きしても、色落ちや縮んでしまったりしたらせっかくの作業も台無しです。

 

服についた油染みの落とし方

食器用洗剤を使った染み抜き方法

まず始めに試してほしい落とし方は食器用洗剤での落とし方です。

食器用洗剤は弱アルカリ性のもの、中性のものがありますが、中性のものをお使いください。服を傷めずに油染みを落せます

準備するもの

  • 食器用洗剤(中性)
  • おけ(お湯をためることができればOK)
  • 歯ブラシ

手順

  1. おけに40℃のお湯をためます。シミの部分を湯につけ、汚れを浮かせます。
  2. 食器用洗剤(中性)をシミ部分につけます。
  3. 歯ブラシで軽くこすります。ゴシゴシと力を入れすぎないこと。
  4. お湯で流します。
  5. 通常通りの洗濯をします。洗濯ができる生地はそのまま洗濯機に。洗濯できない生地は手洗いで汚れを洗い流します。

あかね
あかね
食器用洗剤で油が落ちるとは、、、すぐに試せてスッキリ落ちそうですね。

クレンジングオイルを使った染み抜き方法

次に試してほしいのがクレンジングオイルを使った染み抜き方法です。

注意してほしいのが、シミ部分が乾いていること。乾いていることでクレンジングオイルの効果を最大限に発揮できます。

準備するもの

  • クレンジングオイル
  • 汚れてもいいタオル
  • 歯ブラシ

手順

  1. シミのついた服の下にタオルを敷きます。
  2. シミ部分にクレンジングオイルをたらします。
  3. 歯ブラシで軽い力でこすります。タオルにシミを押し出すようにします。
  4. 洗濯用の中性洗剤でもみ洗いしてオイルを落とします。
  5. 洗濯表示を見て洗濯できるものは洗濯をします。洗濯できないものは手洗いをします。

酸素系漂白剤を使った染み抜き方法

最後に酸素系漂白剤でシミを落していきます。クレンジングオイルでも落ちなかったシミは酸素系漂白剤を使います。つけ置きのイメージがあるかもしれませんが、色落ちや服を傷めてしまう危険性があるのでお勧めしません。

40℃のお湯を使うことで酸素系漂白剤の効き目を早く引き出すことができます。

準備するもの

  • 酸素系漂白剤(液体でも、粉状でもOK)
  • 歯ブラシ
  • プラスチック容器(漂白剤を入れるために使うだけなので小さくてOK)

手順

  1. プラスチック容器に酸素系漂白剤を入れて、40℃のお湯を少し入れて薄めます。粉状のものはペースト状にします。
  2. 歯ブラシで軽くこすります。
  3. お湯でしっかり酸素系漂白剤が付いたところを洗います。
  4. 洗濯表示を見て、洗濯ができれば洗濯を。洗濯できなければ手洗いをします。

時間がたったシミの落とし方

引用サイト:ハクキンカイロ

服を取り出して、着ようと思った瞬間シミを発見したら本当に残念な気持ちになりますよね。しかも、どんなシミか、いつできたものかもわからないときは対処の仕方がわかりませんよね。

そんな時はシミの種類を特定し、ご自宅でもシミを落す方法があります。

まず、シミの種類の特定方法です。

シミの部分に水をたらして、浸み込んだら水溶性のシミです。はじいてきたら油溶性のシミになります。

油溶性の場合は、「ベンジン」を使うと、時間がたったシミも落とすことができます。水溶性のシミにベンジンは使えません。

ベンジンは石油を蒸留精製した液体で、石油独特のにおいがあります。揮発性が高いので、染み抜き後は水洗いしなくてもOKです。

染み抜き前に必ず色落ちチェックを行ってから染み抜きしましょう。

少しでも色落ちしてしまうようであれば、無理に染み抜きはせず、クリーニングにお願いしましょう。

ベンジンを使った染み抜き方法

さっそくベンジンを使った落とし方をご紹介します。

ベンジンは火気厳禁です。火の近くでは絶対に行わないようにしましょう。

準備するもの

  • ベンジン
  • 汚れてもよいタオル
  • 歯ブラシ

手順

  1. 窓を開けて喚起をします。
  2. 服の目立たないところにベンジンを少量つけて色落ちしないかチェックします。5分ほどたっても色が抜けてこなければ次の工程に進みましょう。
  3. シミが付いた服の下にタオルを敷きます。
  4. 歯ブラシにベンジンを含ませます。
  5. シミ部分に歯ブラシをトントンとつけるようにタオルにシミを移していきます。色ムラができてしまうので少し広い範囲にベンジンをつけておきましょう。
  6. シミが取れれば、しっかりと乾かして完了です。水洗いはしなくてもOKです。
あかね
あかね
揮発性があるので、水洗いせずしっかりと乾かしましょう。

 

作業服のひどい油よごれを落す方法

コック服や工場で汚れた作業服は、家庭では使わないような油や汚れがこびりつきます。また、時間がたつと汚れも落ちにくくなりますよね。

完全に落とすのは難しいですが、ご家庭でもある程度は落とすことができます。スッキリとした作業服を着ると気が引き締まり仕事もやる気が出ますよね。

さっそく汚れの落とし方をご紹介します。

準備するもの

  • バケツ
  • 粉末の洗濯洗剤
  • 粉末の酸素系漂白剤

手順

  1. お湯をバケツに貯めます。この時お湯の分量がわかるようにしましょう。お湯の温度は60℃以上にしてください。機械油、動物性油、植物性油の3つは60℃あれば油が溶け出します。
  2. お湯を入れた分量に合った粉末洗剤と粉末酸素系漂白剤を入れます。
  3. そこに作業着を1~2時間つけておきます。
  4. バケツから取り出し、水を切ってからから通常通り洗濯します。
あかね
あかね
液体の洗剤でもよいですが、粉末の方がより汚れを落としてくれます。

 

家庭では落とせないシミはクリーニング店へ

お気に入りの服や、もっと大事に長く着たいと思う服にシミが付いてしまったら、一刻も早く染み抜きしなくちゃと思いますよね。

洗濯表示をみても洗濯不可になっていた。シルクやカシミヤといった生地だった。となるとご家庭では染み抜きは難しいです。

そんな時は迷わずクリーニングへお願いしましょう。時間がたてばたつほどシミは落ちにくくなるものです。プロの手でお気に入りの服を蘇らせましょう

クリーニング店へ染み抜きをお願いするときの注意点

クリーニング店へ染み抜きをお願いするとき、いつついたシミで、何をつけたシミなのかを明確にすることで適切な染み抜き方法でシミを落してくれます。またご自宅で一度染み抜きしたものだったら、そこで使った洗剤、処置方法なども合わせて伝えておきましょう。

クリーニング店へ染み抜きをお願いするときの2つのポイント
  1. いつついたシミなのか
  2. 何をつけたシミなのか

染み抜きはいつも利用するクリーニング店でやってもらってもいいかもしれません。しかし、シミを一刻も早く落としたいけど、クリーニング店に行く暇がないという方もいるのではないでしょうか。そういった方は宅配クリーニングがおすすめです。

宅配クリーニングは無料で染み抜きしてくれる店舗がある

宅配クリーニングは利用したことがないという方もいるかもしれません。どのようなメリットがあるのか調べてみました。

宅配クリーニングのメリット
  1. 持っていく手間が省ける
  2. 時間を気にせず申込できる
  3. 料金があらかじめわかる

宅配クリーニングは忙しい主婦や、仕事に追われてクリーニング店に行けないという方にもピッタリです。またクリーニング店に持って行ったら意外と料金がかかって、焦った経験ありませんか。宅配クリーニングは料金もあらかじめ分かっているので安心して利用できますよね。

さらに今回のように服についたシミを落したいという方には、染み抜き無料というサービスを実施している宅配クリーニング店もおすすめです。

詳しくはこちらの記事に載っていますので参考にしてみてください。

あかね
あかね
荷物の持ち運びの手間が省けるので、染み抜きだけではなく、衣替えのときも利用したいですよね。

 

まとめ

以上服についた油染みの落とし方についてみてきましたがいかがでしたでしょうか。

まず、シミが付いたら早急にシミを取り除くことが大事になってきます。

服についた油染みの落とし方
  1. 台所洗剤を使って落とす
  2. それでも落ちないシミのときはクレンジングオイル、酸素系漂白剤の順で試してみる
  3. それでも落ちないときは、ベンジンを使う

この手順でも落ちないシミのとき、シミのついた服が水洗いできないものの場合は迷わずクリーニング店にお願いしてみましょう。

無料で染み抜きを行ってくれる宅配クリーニングもおすすめです。

日常生活で油染みが付いてしまうのははどうしても避けられないですよね。正しい染み抜き方法でお気に入りの服を長く着たいですね。